消泡剤はその名の通り、泡を消すまたは泡が出来るのを防ぐために使用するものです。これらが使われている物としては、食品系だったり化粧品などがあるのがお馴染みとなっています。添加物の部類になるので食品系は危険な印象になりがちですが、江戸時代には豆腐に害がない植物油による物を使用していましたし、現代の場合は毒性がない物を使っています。これらの仕組みの効果として、泡の表面張力を局部的に低下させるのと表面張力を全体的に低下させていくパターンがどちらもあると言うのがポイントです。

具体的には発生してしまった泡の膜の中に入っていって、膜の表面張力に働きかけて強度を下げていく仕組みです。消泡剤の種類には鉱物油などの油性物質を主成分のオイルタイプや、油性物質を主成分とした界面活性剤タイプ、消泡成分を水に乳化や分散させているエマルションタイプ、他にもシリコーンやシリカを配合した特殊なタイプが挙げられます。シリコーン系はさらにいくつも分かれていてるので、様々な用途に合った使い方が可能となっているのが特徴です。消泡剤は塗料系や紙やパルプ製造工程用や樹脂ゴム製造工程用、排水処理用発酵工程用と言った場面でも活用されています。

成分はエマルションや界面活性剤タイプでは高級アルコールや脂肪酸誘導体、オイルなら金属石鹸やアマイドやシリカ、他にもパルプ排水向けなシリコーン、塗工液用としたシリカを含む特殊配合の成分言った様々なものがあります。

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